HOME > ユニフォーム・作業服のリサイクル|広域認定を利用する際の注意点
広域認定を実際にする際の、段取りや注意点
使用済みの不要となったユニフォームや作業服を処分しようとする場合、産業廃棄物となり一般のごみと同じように簡単に捨てることはできません。
廃棄物処理法では、事業者はその事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないと規定して、排出事業者の処理責任を明確にしていますので、排出事業者が産廃業者に委託契約を結ぶ必要があります。
このとき通常であれば、事業所が数箇所の都道府県にある場合、その自治体ごとに契約を結ぶ必要がありますが、広域認定制度の許可を得た販売業者であれば、各事業所の廃棄物の処理を一手に引き受けることができます。
そのため、数箇所の都道府県に事業所を持つ企業がユニフォームや作業服を処分しようとする場合は、まず「広域認定制度の許可を得た販売業者」に依頼することが望ましく、また、わづわらしい手間が省けます。
ユニフォームの広域認定を活用する場合
ユニフォーム・作業服を購入する際には、まずその業者が広域認定制度の許可を得ているかどうかを確認してから購入します。
使用済みのユニフォーム・作業服を処理・処分しようとする場合にその業者と広域認定制度を利用して廃棄物を処理する契約を結び廃棄物の処理を依頼するとよいでしょう。
ユニフォームの広域認定制度を契約するときの注意
ただ、広域認定制度を利用して、廃棄物を処理する場合、契約内容を明確するため『委託する回数』・『量』にかかわらず、委託契約を書面により行わなければなりません。
また、各事業所で使用済みユニフォームを回収する際は、腐敗や揮発によってその性状が変化し生活環境に支障があるものが混在しないよう注意する必要があります。